屋根や外壁のリフォームを考える際、モルタル外壁は多くの住宅で採用されている一方で、ひび割れなどの劣化が気になる方も少なくありません。
そこで本記事では、モルタル外壁ならではの特徴から代表的な劣化症状、最適な塗料の選び方、施工の流れ、さらにはDIYかプロへ依頼するかの比較までを徹底解説していきます。
モルタル外壁塗装で後悔しないための知識をしっかり身につけ、長く安心して暮らせる住まいを手に入れましょう。
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モルタル外壁の特徴と押さえておきたいメリット・デメリット

意外と知らない?モルタル外壁の基本的な特徴
モルタル外壁は、セメントと砂、水を練り混ぜた「モルタル」を下地材として使用する外壁工法です。
左官職人がコテで仕上げるため、独特の質感や風合いが生まれるのが大きな魅力といえます。
近年はサイディングボードが主流となっていますが、モルタル外壁は職人技が光る仕上がりや、自由度の高さを重視する方に選ばれ続けています。
モルタルは硬化すると強度が高くなる一方、建物の構造や気候条件によってはひび割れが生じやすい点にも注意が必要です。
また、モルタル外壁の仕上げ方は、リシン仕上げやスタッコ仕上げ、吹き付けタイルなど多岐にわたり、デザイン性を追求できる点が特徴です。
一方で、汚れやすさやメンテナンス頻度にも差が出やすく、湿気の多い地域ではカビやコケが発生しやすいケースも見られます。
そのため、定期的なメンテナンスや塗装が建物を長持ちさせるカギとなります。
こうしたモルタル外壁の特徴を理解した上で、自宅の立地条件やライフスタイルに合った工法や塗料を選ぶことが重要です。
さらに、施工の際には下地処理の出来が仕上がりや耐久性に大きく影響するため、業者選びも慎重に行いましょう。
高耐久が魅力!モルタル外壁のメリットを知ろう
モルタル外壁のメリットは、大きく分けて「デザイン性の自由度」「高い耐火性・耐熱性」「リフォームやカスタマイズのしやすさ」の3つが挙げられます。
まず、デザイン性の自由度が非常に高い点は、左官職人の腕によって仕上がりの表情が変わるという、工芸品のような味わいを楽しめることが最大の魅力です。
リシンやスタッコなどさまざまな仕上げ方法があり、色や質感のバリエーションも豊富なので、自分好みの外壁を実現しやすいでしょう。
次に、モルタルはセメントを主体としているため、火に強く燃え広がりにくいという特徴があります。
これは耐火建築物としての基準を満たす上でも有利であり、災害時の安全性を高める要因となります。
また、外壁のリフォーム時には、ひび割れや汚れを補修しやすいという点も利点です。
下地がしっかりしていれば、上塗りをしながらさまざまなデザインや機能性を加えることができるため、長期にわたって外観を維持・向上させることが可能です。
他の外壁材に比べると施工に時間と手間がかかる分、自分の理想に近い仕上がりを丁寧に作り上げることができます。
ひび割れリスクは?モルタル外壁のデメリット
モルタル外壁は魅力が多い一方、いくつかのデメリットも存在します。
まず代表的なのが「ひび割れのリスク」です。
モルタルは硬化して強度を増す反面、建物の揺れや地震、気温・湿度の変化による収縮・膨張などで、どうしてもひびが入りやすい性質があります。
特に構造クラックやヘアークラックが放置されると、そこから雨水が侵入して建物の内部にダメージを与える原因となるため、早期補修が不可欠です。
また、表面がザラザラしている仕上げが多いため、ホコリや汚れ、カビ・コケなどが付着しやすく、メンテナンスの手間が増えることもデメリットの一つです。
雨だれが目立ちやすいこともあり、定期的な高圧洗浄や塗り替えが必要になる場合があります。
さらに、モルタル外壁の施工には高度な左官技術が求められますが、施工品質が職人の技量に左右されやすい点も注意が必要です。
下地処理や配合、コテ仕上げなどで手を抜くと、後々のトラブルやひび割れが発生しやすくなります。
こうしたリスクを理解したうえで、信頼できる業者や熟練の左官職人に依頼し、定期的な点検を行うことが大切になります。
項目 | メリット | デメリット |
デザイン性 | 左官仕上げによる独特の風合いが楽しめる。仕上げ方法や色の自由度が高い。 | 表面がザラザラしていることが多く、ホコリや汚れが付着しやすい。雨だれやカビ・コケが目立つ場合も。 |
耐久性 | セメント系素材のため、耐火性・耐熱性が高い。補修次第で長期的に外観を維持できる。 | 気候や地盤の動きなどでひび割れ(クラック)が発生しやすい。定期的な点検と補修が欠かせない。 |
施工性 | 下地がしっかりしていれば、リフォームや再塗装の際にカスタマイズしやすい。 | 左官技術が必要で、職人の腕に仕上がりが左右される。施工期間が長くなりがちで、コストにも影響。 |
メンテナンス | クラックが軽度な場合は部分補修や再塗装が可能。長く住むほど味わいが深まる。 | カビ・コケの発生や汚れの蓄積などで、こまめな洗浄・塗替えが必要。早めの対処を怠ると費用が増大。 |
劣化のサインを見逃すな!モルタル外壁の劣化症状と診断法

こんな症状が見えたら要注意!代表的なモルタル外壁の劣化パターン
モルタル外壁は高い耐久性を持つ一方で、放っておくとさまざまな劣化症状が現れます。
これらの症状は、単に見た目の問題だけではなく、建物内部へ深刻なダメージを与える入り口となる場合も多いため、早めに気づいて対処することが重要です。
代表的な症状としては、まず「ヘアークラック」が挙げられます。
ヘアークラック:隙間を埋める
ヘアークラックは、幅が0.3mm以下程度の非常に細いひび割れを指します。
表面的な劣化なので、適切なシーリング材やタッチアップ塗装で早めにケアしておくと大事に至りません。
放置すると雨水や汚れが入り込みやすくなるため、早期発見・早期対処が重要です。
構造クラック:補修と塗装が必須
構造クラックは建物の構造自体に影響を及ぼす可能性のある深刻なひび割れです。
この場合は、ひび割れ箇所の原因追及や構造補強、そして適切な補修材での補修と塗装を行う必要があります。
放置すると雨漏りや建物の耐久性低下を引き起こすため、早めの専門家への相談が望まれます。
チョーキング現象:塗装を検討
チョーキングとは、外壁表面を手で触ると粉のような物質が付着する症状をいいます。
塗膜が紫外線や風雨で劣化しているサインであり、放置すると水はけが悪化し、カビやコケの発生を招くこともあります。
チョーキングを確認したら、近い将来塗り替えを検討しましょう。
モルタルの浮き・剥がれ:補修と塗装が必要
モルタルと下地の密着力が低下すると、空洞ができて浮きが生じたり、最悪の場合剥がれ落ちることもあります。
このまま放置すると落下事故などのトラブルに繋がる可能性があります。
浮いている部分は一度撤去し、適切なモルタル材で再度塗り直した上で塗装を行うのが一般的です。
カビやコケ:洗浄を行う
湿気の多い地域や日当たりが悪い面に発生しやすいカビやコケ。
放置すると根を張って外壁内部にダメージを与え、見た目の問題だけでなく耐久性にも影響を及ぼします。
高圧洗浄や殺菌剤入りの洗浄液で除去してから、再発防止のための塗料を使用すると効果的です。
進行度によって変わる!劣化の深刻度と適切な対処法
モルタル外壁の劣化症状は、軽微なものから深刻なものまで段階的に進行していきます。
例えば、表面にできるヘアークラック程度であれば、シーリングや簡易的な補修と塗装で十分対処できますが、ひび割れが深く大きくなるにつれて、雨水が入り込み内部を腐食させるリスクが高まります。
このとき、ひび割れそのものの原因が地盤沈下や構造上の問題であれば、単に表面を塗り替えるだけでは解決しないケースもあります。
チョーキングやカビ・コケの発生も、外壁の防水性が落ちているサインと考えるとわかりやすいでしょう。
初期段階なら高圧洗浄と再塗装で改善可能ですが、塗膜が完全に劣化している場合は、下地処理やクラック補修を徹底的に行った上で本格的な塗り替えが必要になります。
さらに、モルタルの浮きや剥がれが見られる状況は、一歩間違えば外壁の崩落など大規模なトラブルに発展する恐れがあります。
このレベルになると、該当箇所の撤去と再モルタル工事を行い、しっかりと養生と乾燥の時間を確保してから塗装を施す必要があるでしょう。
迷ったらプロに相談することが早期解決に繋がります。
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塗料選びが決め手!モルタル外壁に相性の良い塗料とは

弾性塗料を徹底比較!その種類とそれぞれの特長
モルタル外壁には、ひび割れを起こしやすいという特性があります。
そこで注目されるのが、弾力性を持った「弾性塗料」です。
弾性塗料は、外壁の収縮や膨張による微細なクラックを吸収し、塗膜の剥がれや割れを抑える効果があります。
一般的には、単層弾性塗料、微弾性塗料、複層弾性塗料といった種類があり、それぞれの構造や価格帯、仕上がり感が異なります。
それぞれについて見ていきましょう。
単層弾性塗料

下塗りと上塗りを一度にこなすタイプの弾性塗料。
工程がシンプルな分、施工費用を抑えやすいのがメリットです。
ただし、塗膜厚がそれほど分厚くならないため、劣化が進んだモルタル面には対応しきれない場合もあります。
微弾性塗料

下地調整材として使われる微弾性フィラーを活用する塗料。
細かいクラックを埋めつつ、上塗り塗料の付着性を高めてくれます。
下地補強とクラック対策を兼ねられる点が大きな利点です。
複層弾性塗料

下塗り→中塗り→上塗りの多層工程で厚みのある塗膜を形成する最高峰の弾性塗料。
クラックへの対処能力が高く、防水性も優れています。
その分コストは高めですが、長い目で見ればメンテナンス周期が延びることも期待できます。
ここを見落とすと失敗する!塗料選びのコツ
モルタル外壁の塗料を選ぶ際、単に「弾性塗料だから大丈夫」と思い込むのは危険です。
実際には、外壁のひび割れの深刻度や既存の下地の状態、さらには立地環境などに応じて、最適な塗料や施工法が変わります。
例えば、日差しが強い地域や沿岸部など紫外線や塩害の影響が大きい環境では、耐候性が高いシリコン塗料やフッ素塗料との組み合わせを検討することも有効です。
また、モルタル外壁は通気性を確保しないと、内部結露やカビの繁殖を招くリスクがあるため、透湿性にも注目したほうがよいでしょう。
さらに、塗料のグレードだけでなく、「下地補修にどのくらい力を入れるか」も仕上がりと耐久性に直結します。
下地が傷んでいるのに上塗りだけでごまかしてしまうと、数年で再びクラックや剥がれが発生する可能性が高まります。
そのため、「補修材をどう使うか」「どの段階で弾性フィラーを塗布するか」といった具体的な施工計画を、見積もり段階から業者と詳細に話し合うことが大切です。
加えて、塗装工事においては、職人の技術や経験も仕上がりを大きく左右します。
実績や口コミを確認し、丁寧な施工を行ってくれる信頼できる業者に依頼しましょう。
最後に、コスト面だけに注目するのではなく、トータルでのメンテナンスサイクルを考慮すること。
安い塗料を選んで短期的にお得だと思っても、耐久性が劣れば短いスパンで塗り替えが必要になり、結果的に高額になるケースもあるのです。
知っておきたい!モルタル外壁塗装の手順とリスク回避ポイント

初心者にもわかる基本工程!モルタル外壁塗装の流れ
モルタル外壁の塗装は、大まかに「足場組立」「高圧洗浄」「下地調整」「下塗り(フィラーやプライマー)」「中塗り」「上塗り」「最終チェック・足場解体」という工程を踏みます。
まず、安全第一のために足場をしっかりと組み、メッシュシートを張って飛散防止と近隣への配慮を行います。
続いて、高圧洗浄でカビ・コケや汚れを落とすことで、塗料がしっかり密着する下地が整います。
その後、クラックがある場合はシーリング材や補修材で塞ぎ、モルタルが浮いている部分があれば除去してから再度塗り直します。
この下地調整こそが、塗装の仕上がりや耐久年数を大きく左右するため、最も手間をかけるべき部分といえます。
補修後は、下塗りとしてフィラーやプライマーを塗布することで、塗料の密着性を高めつつ微細なクラックを埋める効果を期待できます。
次に、中塗り・上塗りと2回重ね塗りを行い、充分な塗膜の厚みを確保していきます。
この際、気温や湿度、製品の指示に合わせて適切な乾燥時間を守ることが大切です。
最後に仕上がりを確認し、塗りムラや塗り残しがないかチェックしたうえで足場を解体して完工となります。
失敗しないための注意点!モルタル塗装で気をつけるべきこと
モルタル外壁の塗装で失敗やトラブルを避けるためには、いくつかの重要なポイントがあります。
まず、施工前の天候や気候を慎重に見極めること。
雨や湿度の高い環境で塗装を行うと、塗膜の密着力が弱まり、仕上がりにムラが出たり、早期に剥がれやすくなったりします。
特に梅雨時期や真冬の極端な低温期には工期が延びやすいので、スケジュールに余裕を持って計画すると良いでしょう。
また、下地調整の不備も大きなリスク要因です。
クラックの補修材選びやシーリングの打ち方、浮きや剥がれた部分の処理など、問題箇所をしっかりカバーしなければ、いくら良い塗料を使っても効果を発揮できません。
さらに、塗料を選ぶ際には弾性塗料や高耐久塗料など、モルタルに適した製品を使うのはもちろん、メーカーの推奨施工方法を守ることが大切です。
塗膜の乾燥に必要な時間をしっかり置かずに次の工程へ進むと、表面は乾いて見えても中が完全に硬化していないケースがあり、後からムラや気泡が発生する場合があります。
加えて、施工費用だけにとらわれず、施工実績や保証内容、アフターフォローの有無を総合的に比較検討する姿勢も重要です。
安さを優先すると、手間のかかる下地補修を省かれたり、雑な施工につながったりする恐れがあるため、結果的に再施工のリスクや追加費用が発生することもあります。
どのくらいかかる?塗装費用の相場とメンテナンス周期

モルタル外壁塗装の相場を大公開!項目別費用の目安
モルタル外壁の塗装費用は、下地補修の有無や塗料の種類、家の大きさ(延床面積)、足場の難易度などによって大きく変わります。
一般的な30坪前後の住宅を例にすると、以下のような費用項目が考えられます。
あくまで目安ですが、各項目の参考価格をまとめた表をご覧ください。
実際の見積もりでは、ここに消費税や追加補修費などが加算される場合があります。
項目 | 内容 | 参考価格(30坪目安) |
足場代 | 2階建て+メッシュシート | 15〜20万円 |
高圧洗浄 | 外壁全体の洗浄・付帯部(軒天・雨樋など) | 2〜3万円 |
下地補修 | クラック補修・浮き補修・シーリング | 3〜5万円 |
塗料代 | 弾性塗料やシリコン、フッ素などの材料費 | 5〜15万円 |
塗装工事(人件費) | 中塗り・上塗り、付帯部塗装など全般 | 10〜20万円 |
廃材処理費 | 養生材や古い塗膜片、ゴミの処分 | 1〜2万円 |
その他(諸経費) | 現場管理費や交通費、雑費など | 1〜3万円 |
合計目安 | ― | 40〜70万円程度 |
上記のように、塗料のランクや補修の範囲、施工方法によって大きく幅が出るため、複数社から見積もりを取り比較検討することが非常に大切です。
また、塗料の種類によっては耐久性や保証年数が変わるので、単純に安さだけでなく長期的なコストパフォーマンスも考慮しましょう。
いつがベストタイミング?メンテナンス周期の見極め方
モルタル外壁のメンテナンス周期は、使用している塗料や地域の環境、建物の構造などによっても異なります。
一般的に、シリコン塗料なら10年前後、フッ素塗料なら15年前後を目安に再塗装が必要といわれていますが、モルタル特有のひび割れが早期に発生する場合もあるため、定期的な点検が欠かせません。
特に地震や大型台風の後などは、構造クラックや浮き、剥がれなどが発生していないかチェックすると安心です。
また、外壁を手で触って粉状のものが付着する「チョーキング現象」が見られるようになったら、少なくとも近い将来塗り替えを検討したほうがよいでしょう。
家の立地条件によっても劣化のスピードは変わってきます。
海岸沿いの塩害や直射日光が強い地域、あるいは雨や湿度の高い場所では、より短いスパンでの塗り替えが必要になることも珍しくありません。
大切なのは、外観の変化やちょっとしたクラックを「まだ大丈夫」と放置せず、早めに専門家へ相談することです。
劣化を確認した時点で補修を行えば大規模な工事を回避できるため、結果的にコストを抑えられる可能性も高まります。
DIYのメリットとデメリットを徹底比較

自分で塗れる?DIYで行うモルタル外壁塗装のメリット・デメリット
メリット
- コスト削減
- 作業を通じて愛着がわく
デメリット
- 足場設置のリスク
- 下地調整の難しさ
- 作業時の転落やその他トラブルのリスク
- 専門的知識が要求される
モルタル外壁をDIYで塗装したいと考える方もいますが、一般的には「足場設置のリスク」と「下地調整の難易度」が大きなハードルとなります。
まず、高所での作業に慣れていない場合、転落事故や作業中のトラブルが起きるリスクが高く、安全対策は必須です。
また、モルタル外壁のクラック補修や浮き対策は専門的な知識が求められ、適切な補修材やシーリング材の選択、さらに塗料の希釈や塗り重ねのタイミングなどを誤ると、仕上がりに大きな差が出る可能性があります。
特に外壁は建物全体にかかわる部分なので、少しのミスが雨漏りやカビの発生、さらには建物の劣化を促進させてしまうこともあり得ます。
一方で、DIYにはもちろんメリットも存在します。
自分で工事を行えば、人件費がかからない分コストを抑えやすく、作業を通じて愛着が深まるという利点もあるでしょう。
ただし、材料費や道具の購入費、足場のレンタル費などを考慮すると、思ったほど安くならないケースも多いです。
さらに、仕上げのクオリティが施工後の満足度を左右するため、DIY初心者にはハードルが高いと言わざるを得ません。
本当にDIYで行う価値があるかどうかを判断するには、必要な施工範囲と難易度、そして時間と労力を試算し、プロ並みの仕上がりを求めるなら無理せず専門業者へ依頼するのも賢明な選択と言えます。
プロに依頼するならここをチェック!業者選びとコストダウンのコツ
プロに依頼する場合、施工のクオリティやアフターサービス面で安心できる一方、工事費用が高額になる傾向があります。
しかし、実際には「複数社からの見積もり取得」や「塗料や施工内容の詳細確認」を徹底することで、適正価格での施工が可能です。
まずは信頼できる業者選びが大切で、口コミサイトや知人からの評判、施工実績などを参考に、実際に問い合わせをしてみましょう。
現地調査でしっかりと外壁の状態を確認してくれるか、下地補修の内容を詳しく説明してくれるかなど、業者の対応で見極めるポイントは多数あります。
また、「大手だから安心」というわけでもないので、見積もりに含まれる項目が明確かどうかを確認してください。
足場代や高圧洗浄、下地補修、塗料代、人件費、廃材処理費などを項目ごとに分けた詳細な見積書を提示してくれる業者が望ましいでしょう。
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モルタル外壁に似合うおすすめの色をご紹介!

モルタル外壁は、素材特有の重厚感があるため、落ち着いたカラーから鮮やかな色まで幅広い選択肢がマッチします。
ただし、色によって汚れの目立ち方や退色スピードが異なるため、デザイン面だけでなくメンテナンス性も考慮して選ぶことが大切です。
ここでは代表的な色の特徴をまとめつつ、特におすすめのカラーパターンをご紹介します。
ホワイト系

ホワイトやオフホワイトは清潔感と明るさを演出しやすく、モルタル独特の陰影をややソフトに見せてくれます。
ただし、雨だれやホコリが付着すると目立ちやすいので、定期的な洗浄や撥水性能の高い塗料選びが欠かせません。
「常にきれいにしておきたい」「メンテナンスに手間をかけても明るい外観にしたい」という方にはおすすめのカラーです。
ベージュ・アイボリー系

ベージュやアイボリーは汚れが目立ちにくい上に、周囲の景観と調和しやすい万能カラーです。
外壁の質感をやわらげつつ、モルタルらしい重厚感を損なわない点が魅力。
「落ち着いた雰囲気」「上品な印象」を求める方にぴったりで、新築からリフォームまで幅広い層に人気があります。
グレー系

グレー系はモルタルの質感と非常に相性が良く、クールかつ洗練された印象を与えます。
明るめのライトグレーは汚れが比較的目立ちにくい一方、ダークグレーに近づくほどスタイリッシュですが、退色やチョーキングが目立ちやすいケースもあります。
周囲の建物がモダンスタイルの場合や、モノトーン配色でまとめたいときにはおすすめの色味と言えるでしょう。
ブラウン・アースカラー系

ブラウンやアースカラーは、モルタルの自然な風合いを引き立て、温かみのある外観をつくりやすいのが特徴です。
茶系は色落ちした際にも目立ちにくく、汚れともなじみやすいため、長期的なメンテナンス面でも比較的安心です。
木調の玄関ドアやサッシと合わせると、ナチュラルかつ落ち着いた印象を演出できます。
ブルー・ネイビー系

ブルーやネイビーは深みのある色合いが外観を引き締め、モダンかつ個性的な印象を与えます。
ただし、濃い色味は紫外線の熱を吸収しやすく、日差しの強い地域では色褪せやチョーキング現象が比較的早く進行しがちです。
それでも「周囲の家と差別化を図りたい」「都会的な雰囲気にしたい」という方にはチャレンジしがいのあるカラーです。
迷ったらこれ!特におすすめの色3選
色系統 | 理由 | 向いている方 |
ベージュ系 | 汚れが目立ちにくく柔らかい印象。多くの住宅や風景に馴染みやすい。 | 上品さとお手入れのしやすさを重視する方 |
ライトグレー系 | モルタルの質感を活かしつつ、クールでスタイリッシュ。明度が高めなら汚れも目立ちにくい。 | モダンな外観を好む方 |
ブラウン系 | 温かみがあり落ち着いた雰囲気。カビ・コケの汚れとも馴染みやすい。 | 自然な風合いやナチュラル感を大切にする方 |
モルタルからサイディングへのリフォーム検討ポイント

モルタル外壁にトラブルが多発していたり、メンテナンス周期が短く費用負担が大きいと感じる場合、サイディングへのリフォームを検討する方も少なくありません。
サイディングは、工場で生産されたパネルを外壁に貼り付けるため、施工期間が比較的短く、仕上がりの均一性が高い点が魅力です。
また、デザインやカラーの選択肢が豊富で、レンガ調や石目調などさまざまなテイストを手軽に実現できます。
ただし、モルタル外壁からサイディングへのリフォームには注意点も存在します。
下地が傷んでいる場合は、そのまま貼り付けると内部の湿気や結露問題が深刻化する恐れがあります。
また、既存のモルタル壁を撤去するか、上から重ね貼りするかによっても費用や工期が大きく変わるため、施工方法の違いを理解し、複数社の見積もりを比較検討することが大切です。
さらには、地域や自治体によっては建物外観を変更する際に景観条例などの規制がある場合があるため、事前に確認しておくとスムーズです。
モルタルとサイディング、それぞれのメリット・デメリットを十分に把握して、自分のライフスタイルや予算、メンテナンス性を考慮しながら選択しましょう。
モルタル外壁をプロの技術で住まいを美しく、そして強く

モルタル外壁は独特の風合いや高いデザイン性を実現できる一方で、ひび割れや汚れが目立ちやすく、定期的なメンテナンスが欠かせない外壁材です。
劣化症状は早期に発見し、弾性塗料など相性の良い塗料を選んで適切な施工を行うことで、建物の寿命を延ばし、美しい仕上がりを長くキープできます。
DIYでの塗装にチャレンジする場合はリスクが伴うため、安全性や施工品質を十分に考慮しましょう。
プロへの依頼を検討する際には、複数社からの見積もりや業者の実績・保証内容をしっかりと比較し、自分に合ったプランを選ぶことが重要です。
最後に、色選びやリフォームの選択肢も含めて、トータルで満足のいく外観に仕上げるためには、専門家のアドバイスを活用しながら計画を進めるのが賢明です。
ぜひ本記事を参考に、モルタル外壁塗装で快適な住環境を手に入れてください。
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監修者プロフィール

代表取締役
私たちが心から嬉しいのは、お客様に喜んでいただける瞬間です。
今後の展望としては、まずは現在進行形でお世話になっているお客様の大切なお住まいに対し、喜んでいただけるような施工を心掛けていきます。目の前の打ち合わせや工事をしっかりと行うことで、自然と会社としても成長していくと信じています。
最後に、私自身を応援してくれる方々や協力してくれる仲間たちをがっかりさせないように、毎日必死に仕事に取り組んでいます。(笑)
これからも株式会社ハウスケアをどうぞよろしくお願いいたします。
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