外壁塗装は、家の見た目を美しく保つだけではなく、建物全体の耐久性を高めるためにも欠かせない重要なメンテナンスです。
しかしながら、その費用は決して安いものではありません。
家計への負担を考えると、「そろそろ外壁を塗り替えたいけど、予算的に厳しい…」と感じる方は多いでしょう。
そんなときにぜひ検討していただきたいのが火災保険の活用です。
多くの方は「火災保険=火事だけに備えるもの」と思い込みがちですが、実は自然災害による破損にも適用されるケースが多くあります。
本記事では、火災保険を使って外壁塗装費を大幅に節約するために押さえておきたい「3つのポイント」を中心に、詳しく解説していきます。
外壁塗装は家を健全に保つ重要な投資ですから、この記事を参考にして火災保険を賢く活用し、家計負担を減らしつつ安心してメンテナンスを行ってみてください。
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火災保険で外壁塗装費をまかなうメリットとは?

火災保険は「火事だけ」の保険ではない
「火災保険」という名称から、多くの方は「火事で家が焼けたときのための保険」と認識しているかもしれません。
しかし実際には、風災・落雷・雪災をはじめとする自然災害全般を補償範囲に含む火災保険商品が数多く存在します。
具体的には、台風や突風による強風で外壁が損傷した場合や、落雷によって屋根が割れたり電気系統にダメージを負ったりした場合、さらには大雪による積雪・凍結で壁や雨樋が破損した場合などが典型的な例です。
こうした災害による被害は、被害状況や契約内容次第で保険金が支払われる可能性があるため、結果的に外壁塗装や修繕にかかる費用を大幅に抑えられる場合があります。
「火災」だけでなく「風災・雪災・落雷」も補償の範囲に含まれるかどうか、まずは現在加入している火災保険の約款やプランをぜひ一度確認してみましょう。
高額になりがちな外壁塗装費を軽減できる
外壁塗装は、建物の広さや塗料のランク、下地の傷み具合などによって費用が大きく左右されますが、相場はおおむね80~150万円程度といわれています。
高級な塗料や特殊塗装を検討している場合は200万円を超えるケースもあり、一般的なリフォームの中でもかなりの出費になります。
もし、自然災害が原因の外壁破損であれば、火災保険の保険金で修繕費の一部または大半がカバーされる可能性があります。
結果的に自己負担額を抑えつつ、しっかりとした外壁塗装を行うことができるので、建物の価値を維持しながら家計へのダメージを最小限に抑えられるのです。
経年劣化は原則補償対象外に注意
ただし、気をつけなければならないのは、経年劣化や老朽化が原因で生じた傷みは火災保険の補償外という点です。
あくまで自然災害によって破損したことが証明されないと保険金は下りないため、「長年放置していた壁のひび割れをまとめて修理したい」という理由だけでは申請が通らない可能性があります。
そのため、申請の際には「いつ、どの自然災害によって、どの程度の被害が生じたか」を明確に示す必要があるのです。
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【ポイント1】保険が適用されるケースを正しく把握しよう

ここからは、いよいよ本題となる「3つのポイント」について詳しく解説します。
まずは火災保険が適用される被害のケースをしっかり理解することが大切です。
保険の種類や契約内容によって細かな違いはあるものの、多くの火災保険でカバーされる自然災害には以下のようなものが含まれます。
代表的な自然災害の例
自然災害は、住宅に深刻な被害をもたらす可能性があります。
特に、外壁や屋根は直接的な影響を受けやすく、適切な対策が必要です。
以下に、代表的な自然災害と、それらが住宅に与える影響は以下の通りです。
自然災害 | 被害内容 |
---|---|
風災 (台風・暴風・竜巻など) | ・強風で飛来物が外壁に衝突し、ひび割れや塗装の剥がれが生じる ・屋根材が吹き飛ばされる、窓ガラスが割れる ・局所的な竜巻で家の一部が損壊する |
落雷(雷害) | ・雷が近くに落ちて衝撃が外壁や屋根に伝わり、亀裂が入る ・電気系統の故障や変色などが発生する ・稲妻の影響で火災が発生し、外壁の一部が焼損するケースも(契約内容による) |
雪害 (大雪・積雪・凍結など) | ・雪の重みで雨樋やカーポートがつぶれる ・氷や雪の圧力で外壁に大きなひび割れが生じる ・気温上昇で雪解けした水が建物内部へ浸水し、壁内の断熱材や下地が傷む |
保険金が下りやすい具体的な事例
外壁塗装に火災保険が適用される可能性が高い具体的な事例としては、以下のケースが挙げられます。
- 台風上陸日に外壁が破損
- 落雷により壁に亀裂・変色が確認できた
- 記録的な大雪で雪害被害
発生日時や近所の状況(雷の音が聞こえた、瞬間的な停電があったなど)も含めて報告できると、保険会社の理解を得やすくなります。
また、「観測史上最大級の〇〇」「数十年に一度の〇〇」など、客観的データと一致すれば、補償が通りやすくなります。
経年劣化との線引き
繰り返しになりますが、保険会社は「自然災害が原因か、経年劣化が原因か」を厳密に確認します。
同じ箇所が破損していても、古い建物で長年放置されていた傷みの場合は自然災害とは認められないことがあるので要注意です。
たとえば、すでに亀裂があった部分に台風が重なっただけだと、保険金を受け取るのは難しいかもしれません。
こうしたグレーゾーンをなくすためにも、「いつ、どんな災害によって壊れたのか」を正確に示す資料が必要になります。
【ポイント2】スムーズな申請のために必要な事前準備

火災保険を活用して外壁塗装費をまかなううえで、もっとも大切なのは申請をスムーズに進めるための事前準備です。
自然災害後の対応を後回しにすると、証拠となる写真や日時の記録があいまいになり、結果的に保険金を受け取れなくなるケースもあります。
以下では、申請前に知っておきたい準備事項を整理します。
被害箇所の写真撮影・被害日時の記録
破損箇所を正確に記録するには、まず近景と遠景をセットで撮影し、アップ写真で損傷部分の状態を、建物全体の写真で位置関係を把握するのがポイントです。
複数の角度から撮ると破損の範囲が立体的につかみやすくなります。
撮影後はスマートフォンのExif情報※を消さないよう注意し、撮影日や撮影箇所をメモしておけば、後日保険会社へ提出する書類と照合しやすいでしょう。
さらに、台風上陸日や最大瞬間風速などの気象データを調べておけば、「この日に台風が来て、家にこれだけ損傷が生じた」という証拠になり、保険金申請の際に説得力が増します。
こうした記録をしっかり残すことで、自然災害による被害と経年劣化を区別しやすくなるのも大きなメリットです。
※Exif情報:撮影日時やカメラの機種名、撮影場所などの情報が記録されたデータで、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真のほとんどに自動的に付与されます。
保険会社への連絡前に揃えておきたい書類
外壁塗装で火災保険を適用する際、保険会社への連絡前に必要書類を準備しておくことで、保険金請求をスムーズに進められます。
1. 保険証券・約款
加入中の火災保険で風災・雪災・落雷が補償されるかを確認しましょう。加えて、水災や設備機器特約などのオプションが付いている場合、補償内容が異なるため要チェックです。
2. 見積書・被害調査報告書
施工業者による現地調査の結果をまとめた報告書があると、被害が自然災害によるものだと客観的に示せます。また、修理費用を明示した見積書は、保険会社が支払額を判断する際に重要な資料となります。
3. 気象情報(台風・大雪・落雷など)
災害と被害の因果関係を示すために、ニュース記事や気象庁の公式データを用意すると審査がスムーズです。大雪の場合は積雪量、落雷なら停電情報や落雷マップなど、具体的な記録があると説得力が増します。
これらを事前に揃えておけば、保険会社への連絡や手続きをより円滑に行うことができるでしょう。
連絡はできるだけ早めに
自然災害の被害を受けたら、できるだけ早く保険会社へ連絡することが大切です。
時間が経つほど破損箇所が広がったり、災害との因果関係が不明瞭になったりする恐れがあり、「申請を出すのが遅すぎる」という理由で補償の対象外とされるケースも出てきます。
契約書や約款には「事故発生日から○日以内に連絡を」といった期限が定められている場合もあるため、早めに行動するほどリスクを回避しやすいでしょう。
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【ポイント3】見積もりと業者選びの“落とし穴”に注意

火災保険を活用すれば、高額になりがちな外壁塗装費を大幅に削減できる可能性がありますが、業者選びを誤るとトラブルに巻き込まれるリスクもあります。
悪質な業者の中には、「保険が下りるから無料で工事できる」という甘い言葉で契約を急がせたり、実際よりも被害を水増しして保険金を不正請求したりするケースが少なからず報告されています。
ここでは、具体的な“落とし穴”と回避策を押さえましょう。
「無料で外壁塗装できる」勧誘のからくり
保険を活用した外壁塗装で気をつけたいのが、保険不正請求のリスクです。
たとえば実際の被害よりも過度に被害を報告し、高額な保険金を請求する手法が挙げられます。
もし保険会社から不正を疑われると、契約者自身も共犯とみなされる恐れがあるため、最悪のケースでは保険金そのものが支払われなくなる可能性があるのです。
また、過剰な工事費用の上乗せも問題です。「保険適用だから実質負担はゼロ」とうたわれる一方、相場と比べて明らかに高い工事費を見積もりに含めてくるケースがあります。
万が一、審査の段階でそれが認められず保険金が下りなかった場合、思わぬ多額の費用を請求されるリスクがある点には十分に注意が必要です。
信頼できる業者を選ぶポイント
まずは複数社に相見積もりを取ることをおすすめします。
1社だけの見積もりでは適正価格かどうかの判断が難しいため、2~3社、余裕があれば5社程度まで比較検討してみるとよいでしょう。
その際、施工後の保証期間やクレーム対応、使用する塗料の種類・特性などについて、分かりやすく説明してもらえるかどうかをチェックしてください。
さらに、ネットの口コミやSNS、知人からの評判を参考に、実際の施工品質やトラブル事例を確認することも大切です。
地元で長年営業している業者であれば、アフターフォローや地域密着のサポートに期待できる場合もあります。
外壁塗装の一般的な相場は80~150万円前後です。
もしこの範囲から大きく外れる金額を提示された場合は、その理由や工事内容を詳しく尋ね、納得できる説明を受けたうえで契約を検討しましょう。
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保険会社から保険金が下りるまでの流れ

ここまでで、火災保険を活用する際の「ケースの理解」と「事前準備」「業者選びの注意点」を整理してきました。
では実際に、保険会社が保険金を支払うまでの流れはどのようになっているのでしょうか?
大まかなステップを把握しておくと、段取りをスムーズに進めやすくなります。
①被害確認と保険会社への連絡
自然災害が発生して外壁が破損した場合、被害箇所を写真で記録したり、破損箇所を応急処置したりしたうえで、できるだけ早く保険会社へ連絡します。
このときに「どんな災害で、どのような被害が発生したか」を簡潔に伝え、あわせて必要書類について確認しましょう。
②必要書類の準備・提出
保険証券、見積書、被害写真、被害調査報告書、気象情報などをまとめ、保険会社に提出します。
書類不備があると、その分審査が長引きます。提出前に必ずダブルチェックを行いましょう。
③保険会社による審査・現地調査
提出された書類をもとに審査が進められ、疑義がある場合や被害内容をより詳しく確認する必要がある場合は、鑑定人や調査員が現地を訪問します。
破損状況が自然災害によるものかどうか、工事の必要性や費用の妥当性などが検証されます。
④保険金の支給決定・振り込み
審査に問題がなければ、保険会社より保険金支払いが決定する通知が届きます。
支払方法は指定口座への振り込みや、工事業者への直接支払いなど、契約内容によって異なります。
⑤工事の実施・完了報告
保険金が下りたタイミングで工事を本格的にスタートし、完了後は写真撮影や領収書の保管を行います。
場合によっては保険会社から工事完了の報告書や写真の提出を求められるので、業者と連携しながら対応しましょう。
審査期間はケースバイケースで、数週間から1~2か月ほどかかることがあります。
追加で書類や写真を請求される場合もあるため、できる限り余裕を持ったスケジュールを立ててください。
意外と知らない!申請が通らない3つの理由

火災保険を使って外壁塗装費をまかなうメリットは大きいものの、中には「申請が通らなかった」「審査落ちになってしまった」という例もあります。
以下のようなことが原因となることが多いため、しっかり対策しておきましょう。
①経年劣化と自然災害の線引きがあいまい
台風や大雪などの災害を理由に申請しても、保険会社が「これは経年劣化による破損では?」と判断すると却下される可能性があります。
特に築年数が長い建物だと、もともと劣化が進んでいた部分と災害で破損した部分との区別がつきにくくなるため、申請のタイミングが非常に重要です。
②証拠資料や書類の不備
- 写真がピンボケや暗い場所で撮られていて破損箇所がわからない
- 見積書に工事内容や費用の内訳が不明確
- 保険証券のコピーや必要書類が抜けている
このような些細なミスが原因で審査に時間がかかったり、最悪の場合却下されることもあります。
事前準備の段階で徹底的にチェックを行うようにしましょう。
③不正請求の疑い
悪質な業者の提案で、本来必要のない工事まで見積もりに盛り込み、保険金を水増ししようとするケースがあります。
保険会社はこうした行為に対して非常に厳格で、一度でも不正を疑われると申請自体がストップし、今後の保険契約にも影響する可能性があります。
疑わしい勧誘や過剰な上乗せ請求には、絶対に乗らないように注意してください。
火災保険を賢く活用して外壁塗装費を節約しよう

火災保険を上手に活用することで、外壁塗装という大きなリフォーム費用を抑えながら、大切なマイホームをしっかりと保護することができます。
ただし、保険金が下りるまでには一定の手続きや審査が必要であり、業者選びにも慎重さが求められます。
本記事で紹介したポイントや注意点を参考に、余裕を持ったスケジュールで行動し、保険金受給までの流れを把握しておきましょう。
外壁塗装は、住まいの耐久性と快適性を左右する重要な工事です。
火災保険という頼もしい制度を正しく理解し、自然災害による思わぬ被害をカバーしながら、建物を長持ちさせるためのリフォーム計画をぜひ検討してみてください。
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監修者プロフィール

代表取締役
私たちが心から嬉しいのは、お客様に喜んでいただける瞬間です。
今後の展望としては、まずは現在進行形でお世話になっているお客様の大切なお住まいに対し、喜んでいただけるような施工を心掛けていきます。目の前の打ち合わせや工事をしっかりと行うことで、自然と会社としても成長していくと信じています。
最後に、私自身を応援してくれる方々や協力してくれる仲間たちをがっかりさせないように、毎日必死に仕事に取り組んでいます。(笑)
これからも株式会社ハウスケアをどうぞよろしくお願いいたします。
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